一緒に生活していた時、目に付いた相手の癖や振る舞い。
耐えきれず離婚を切り出して、いざ離れてみると後悔するケースが散見されます。
離婚した相手に復縁を相談する前に、気を付けたいポイントを解説していきます。
■離婚した相手と復縁を考えるきっかけ
離婚した相手と復縁を考えるきっかけとして多いのは
・金銭的に苦しくなった
・子供と一緒に生活したい
・離婚の原因になった要素を解決した
というものが挙げられます。
他には、家族として生活している時には気づかなかった、相手の細やかな気遣いや、ちょっとした配慮がすばらしいものだったと気づいた、というものもあります。
■復縁の可能性を高める方法3つ
そもそも、離婚した、ということは「この人とはやっていけない」という確たる原因があるから至った結果です。
そこから復縁を目指すなら、注意すべきポイントが3つあります。
・離婚原因を解消する
離婚した原因が自分にあるなら、まずはその問題を解決してください。
特に異性関係や金銭関係、暴力などはいずれも「繰り返す可能性が高い」と言われる問題であり、信用を得がたいものです。
長期に及ぶ覚悟が求められます。
「コツコツまじめにやっている」、「この人はもう大丈夫だ」と相手に安心してもらえるよう、具体的な結果を示しましょう。
・相手の変化を受け入れる
離婚して状況が変わっていれば、相手の態度や振る舞いも変化するでしょう。人間関係も変わっているはずです。
そのため、一緒に生活しているころには見られなかった、新たな一面を垣間見るかも知れません。
そうした変化も、そのまま受け入れるようにしてください。
「そんな人じゃなかった」など責めるようなことを言えば、復縁の可能性は低下してしまいます。
・こまめに連絡を取り合う
離婚後も定期的に面会するなら、相手の状況を気遣い、細かな気配りでいたわりましょう。
子供がいるなら、子供名義でお金を貯めておき、通帳を渡すのも1つの手です。
たとえ離婚しても、家族として過ごした事実は変わりません。
離婚の原因が自分にあるなら、改善に努めているとか、解決したことを伝えてみるとよいでしょう。
時間をかけて、信頼関係を1から作っていく気持ちが大切です。
復縁を迫るような姿勢を見せるのは逆効果です。
■復縁後もお互いの努力が必要
晴れて復縁が叶ったとしても、全ての問題がクリアになったというわけではありません。
1度離婚した相手と再婚する、ということは、少なくとも周囲には奇妙に映るもの。
時としてあらぬ誤解を受けることもあるでしょう。
復縁はゴールではありません。
リスタートでもなく、本当に新しい始まりなのです。
よりよい関係を維持しながら生活していけるように、お互いが努力を続けていくことが大切です。