『依頼者が負担する別れさせ屋の費用にはどんなものがあるの?』

「別れさせ屋」に依頼を考えている方にとって、どんな費用を依頼者が負担しなければならないのか気になりますよね。料金体系は業者によって多少の違いはありますが、負担する費用が分かっていれば料金に含まれているかどうか確認することが出来ますので、追加費用が発生するかどうか知ることが出来ます。
そこで、依頼者が負担する費用にはどんなものがあるのか調べてみることにしましょう。

■費用の大半は人件費

「別れさせ屋」に支払う費用の大半は、調査員や工作員の人件費になります。依頼内容の難易度によって、費用が大きく異なって来るのはそのためです。
難しい依頼であれば、それ相応の経験を積んだ調査員や工作員でなければ対応することが出来ません。
少し身近なところで考えてみると分かりますが、美容院で技術の高い美容師を指名した場合と、あまり経験のない美容師を指名した場合では料金がかなり違います。より良い仕上がりやより高い満足度を得るための料金の違いと言えます。
こうしたことを考えれば、「別れさせ屋」の工作員や調査員の費用の違いはごく当たり前のことと言えるのではないでしょうか?

■交通費・工作費など

人件費以外に発生する費用として、ターゲットが遠方に住んでいる場合は、交通費や宿泊費が発生します。
また、工作を行なうための費用も発生して来ます。工作はターゲットの性格や行動パターンによって違って来ます。調査員の調査が終了した時点で工作方法を再考することになります。当初予定していた方法や期間では成功する確率が低い場合は、工作方法の変更や工作期間を延長する必要も出て来る場合があります。
そして、工作を始めて良い成果が出ない場合は、工作方法を再度見直すことになる可能性もあります。その際には契約内容によっては追加で費用が発生することもあります。

業者によって料金体系は異なりますが、費用が雪だるま式に増えてしまうことがないようにしたいものです。業者への依頼を決める前に、着手金に含まれている費用の内訳や、追加費用として発生する費用にどういう費用があるのか書面にて確認しておかれることをお勧めします。

『子供の交際について別れさせ屋への依頼』

「別れさせ屋」への依頼というと、復縁や不倫相手の依頼がメインと思っているかも知れません。けれども、そうした依頼以外に、子供が交際している相手に対して不安を持つ親御さんからの依頼もかなりあるようです。その理由や依頼内容等について見てみることにしましょう。

■交際相手に対する不安

子供が交際相手を紹介してくれるのは、親としては楽しみでもあると同時にどんな人なのか心配な面もありますよね。
将来結婚することを考えると相手の経済力や、家族構成、人柄等様々な面が気になるのも当然と言えます。親の目からみるとこの人と結婚すると将来苦労するのではないかと思ってしまう相手であるケースもあります。
お子さんが交際相手に対する思いが強ければ強いほど、相手の欠点や短所が見えなくなってしまっていたり、場合によってはこの人には私がついていないとダメなのだと思い込んでしまっていたりすることもあります。
お子さんがこうした状態の時に、面と向かって交際を反対してしまっても反発を招くだけで、親子関係が悪化してしまうことも往々にしてあります。

■親子関係を悪化させないで交際を止めさせるには?

そこで、親子関係を悪化させることなくお子さんの交際を止めさせる方法として、「別れさせ屋」へ依頼をしてくる親御さんがかなりいるようです。
「別れさせ屋」に工作を依頼することで、お子さんの交際相手に対する気持ちが変わったり、交際相手の気持ちが変わってしまえば上手く別れさせることが出来ます。お子さんは失恋のショックを受けることになるケースもありますが、親子関係を悪化させることなく、お子さんに疑われることのない方法と言えそうです。
もし、工作員が交際相手に働きかけても気持ちが揺らぐことがなければ、交際相手の気持ちは本気度が高い事を確認出来るのではないでしょうか?交際相手の気持ちや人柄を測る上でも有効な方法と言えるかも知れません。

お子さんには、親御さんから見て信頼出来たり安心出来たりする相手と交際して幸せになって欲しいと思うのは当然のことでしょう。親御さんの目から見てNGな交際相手を紹介されてしまった時は、お子さんの幸せをサポートする方法として「別れさせ屋」を利用するという選択肢を考えてみるのもありだと思えませんか?

『別れさせ屋への離婚工作依頼者』

「別れさせ屋」に離婚工作を依頼してくる人にはどんな人がいると思いますか?
不倫相手と思っている人が多いのではないでしょうか?確かに不倫相手からの依頼も多くあります。けれども、結婚をしている人が離婚をしたくて依頼して来るケースもあります。その辺について詳しく見てみることにしましょう。

■離婚したいのに出来ない

「別れさせ屋」へ離婚工作を依頼してくる人の中には、離婚したいのに離婚することが出来ない妻や夫がいます。
どうしてこういうことが起きてしまうのでしょうか?ご存知の方も多いとは思いますが、離婚が成立するには幾つかの条件があり、次の条件の何れかにあてはまらない場合は離婚が成立しません。

・不貞行為
・悪意の遺棄
・生死不明が3年以上続いている
・回復の見込みのない精神疾患
・婚姻を継続しがたい重大な理由

因みにノイローゼやヒステリー、アルコール中毒は、回復の見込みのない精神疾患には含まれません。また、ドメスティックバイオレンスや離婚理由として聞くことの多い性格の不一致は婚姻を継続しがたい重大な理由にあてはまります。

■離婚につきまとう問題を解決

「別れさせ屋」は、離婚のために様々な工作を用意し実施してくれます。けれども、工作が成功して離婚は成立しません。
離婚を成立させるためには、慰謝料、養育費、親権、財産分与などの離婚に伴う様々な問題を解決することが必要になって来ます。「別れさせ屋」は離婚のための工作を行なってはくれますが、慰謝料を始めとした問題は、どれも自分自身で解決するか弁護士に対応を依頼するしかなさそうです。
「結婚は勢いで出来るけれども、離婚は勢いでは出来ない」とよく言われますが、その通りではないでしょうか?結婚の場合は結婚することが出来る年齢に達していれば、当人同士が良ければ結婚することは出来ます。けれども離婚の場合は解決しなければいけない問題がありますので、そう簡単には行きません。冷静にジックリと対応することが重要になってくるようです。

「別れさせ屋」に離婚工作を依頼した場合は、先に挙げた5つの条件の中で最も工作を行ないやすい不貞行為を行なうように仕向けると言われています。実際、他の離婚が成立するための条件は工作することがとても難しいものばかりですので、当然とも言えますね。

『別れさせ屋が結婚している人をターゲットにすることはあるの?』

「別れさせ屋」には様々なケースの依頼がありますが、結婚している人を別れさせて欲しい!という依頼があった場合は、どうするのでしょうか?
状況によっては結婚している人をターゲットとした依頼を引き受けることもあるようですが、どういう基準で判断しているのか気になりませんか?そこで、そうした仕事の依頼を受ける判断基準について調べてみることにしましょう。

■NGなケース

まずは、依頼を引き受けてもらうことが出来ないケースや難しいケースについて確認しておきましょう。当然と言えば当然ですが、どちらか一方だけが現在の結婚関係を解消させたいと思っている場合は、ドメスティックバイオレンスに苦しんでいる等のようなそれ相応の理由がない限り引き受けてもらうことはかなり難しくなって来ます。
また、結婚している相手への恨みや憎しみを晴らすために別れさせたい!というような動機を持っている場合は、犯罪などに結びつく可能性もありますので、そういう依頼を引き受ける「別れさせ屋」はまずいません。
結婚を解消するということは、当事者だけでなく家族全体を巻き込んでしまうことになり、大きなリスクや損失を与えてしまう可能性がとても大きくなります。子供がいる場合も「別れさせ屋」に引き受けてもらうのは難しくなります。

■引き受けてもらえるケース

それでは、どんなケースであれば結婚している人をターゲットとした依頼を引き受けてもらうことが出来るのでしょうか?
幾つか要件がありますが、既に結婚関係が破たんしてしまっている状況で、依頼者と不倫関係にある人も離婚を望んでいるという状況であれば依頼を引き受けてもらえる可能性はあります。ですが、最終的には社会的な常識に照らし合わせて客観的に判断した上でその依頼を引き受けることが出来るかどうか判断されることになります。
ただ、社会的な常識に照らし合わせた上での判断というのは、基準を明確にして置かないと状況や判断者に応じてズレが生じてしまうことになります。
結婚している人をターゲットにする依頼の場合は、依頼を引き受ける前に独自の調査を行なっている業者もあります。こうした独自の調査を行なうことで、第三者的な客観的で冷静な判断基準を持つことが出来るようになり、より正しい判断に基づいて引き受けの可否を判断しているようです。