別れさせ屋に掛かる費用は?

『別れさせ屋』に支払う金額って高いって聞くけど本当なの?
実際にどれくらい掛かるのかは気になるところですね。

費用の内容ってどんなもの?

ネットで検索をしてみても費用や料金の金額を明示している業者はほとんどありません。
過去の実績例を挙げているところはたくさんありますので、金額を隠したいというよりも、各個人の依頼によってその内容がかなり変わってしまうため、表記しづらいように思えます。

そして、各業者の実績例を見るに、支払金総額の内訳は、大きく分けて次のような形であることが推測されます。
依頼内容に沿えない結果…つまり失敗した場合…でも支払う必要のある『基本料金』プラス依頼に対して成功した場合に支払う『成功報酬』。更に、様々な諸経費を足したものが最終的に支払う金額になるようです。

■基本料金
・基本調査費用
・人件費(工作員の人数×予定実働回数または時間)

■諸経費
・交通費(電車、バス、タクシー、ガソリン、高速代 その他)
・宿泊費
・特殊機材

■成功報酬
(成功したときのみ支払い)

一般的に必要と考えられるものしか上げておりませんので、各会社により内容は若干変わってくると思います。
1人当たりの人件費や成功報酬に関しても、どれだけ手の込んだ複雑な工作をするのかなどでもかなり変わってくるものと思われます。
また、予定の日数を超えてしまえば、その分加算がされると思います。
以上の理由から安い金額であることは考え辛いようです。
他の会社と比較して安すぎる金額提示をされた場合はすぐに決めず、一度冷静になって考える必要があると思います。
少々面倒はかかると思いますが、契約をされる前にはよくよく相談員と話し合い、プランの確認をされることが大切かと思います。

ここはチェックしたい!

契約をする前に必ず確認をしておきたいことは、これから依頼しようと思っている『別れさせ屋』が『探偵業届出』を提出しているかどうかです。
『別れさせ屋』は『探偵業』に分類されていますので、業務開始をするためには『探偵業届出』というものを『東京都公安委員会』(警察署経由)へ提出しなくてはなりません。
その際には様々な公的書類を提出する必要があります。
『東京都公安委員会』から許可が下り次第『探偵業届出証明書』が公布され、営業所の見やすい場所に掲示することも義務付けられています。
これは詐欺などが行えないよう、国から認可された会社しかこの業務を行ってはいけないとされているからです。

以上のことから、『探偵業届出証明書』が無く、安い過ぎる業者は十分に注意をしたいところですね。

不倫が本気の発展?

離婚が成立し、不倫相手と結婚されてしまう。
世間一般的にそれを略奪婚と言います。
『別れさせ屋』が介入しても解決が難しいケースというのは、ターゲットと不倫相手が本気モードに入ってしまった時だそうです。
当然、そこに至るには何かしらのシグナルはあったわけです。
では、それに至るまでにはどんな過程を経るのでしょうか。

最初は本気じゃない?

浮気が相手にバレ、詰め寄られた時に必死で隠そうとするのは、まだまだ本気ではない時だそうです。
バレるということは現在の幸せな環境を手放さなくてはいけないということです。
それらを全て失うことと浮気相手を天秤にかけて家族を選ぶのであれば、まだ冷静さが残っているようです。

本気を疑うとき

子どもとの約束を破るとき、子どもと過ごすイベントに参加しなくなる時、連絡が中々取れなくなったとき…ようするに、不倫相手と会うことを優先させていると思えることが頻繁になった時は、本気である可能性が高いと言われています。
夫婦にとって子どもとは守るべき存在であり、また、嫌われたくない存在。
それを蔑ろにするときは、不倫相手との恋に溺れて本気になってしまっていると言います。
実際に不倫をされた方にお話を聞くと、ほとんどの方が、「不倫をしているであろうことが前提の上で、パートナーが子どもとの約束よりも優先すべき用事ができたとき」に相手の本気を疑うそうです。

本気になったことでのこるもの

不倫が本気になった時に得るものと失うもの、本人にとって、その大きさは違ってくると思いますが、無傷でいる事だけはできません。
家族はもちろん、場合によっては友人や仕事、今まで築き上げてきた地位や夢を捨てる事にもなります。それでも残ったひとつを何よりも大事として、新しい人生を選びますか?
失ったものを取り戻すことは中々できません。覆水盆に返らずのことわざ通り、後から後悔しても遅いのです。
不倫をされる側であるパートナーや子どもの気持ちを傷つけてしまうことに少しでも感じるようであれば、是非本気になる前に引き返すことを考えてみてください。
とはいえ、恋は盲目。恋の病に薬は無いと言われています。
略奪婚と社会から指をさされても、その後幸せな夫婦生活を築くカップルもいます。
時間が掛かっても周りから認められる夫婦になった時に初めて本気の恋だったと言えるのでしょうね。
何にせよ、不倫は関係しているすべての人に大きな傷を残すことをお忘れなく。

不倫後に復縁することはできる?

『不倫は文化』なんて言う言葉が一昔前にありましたが、実際にその年代年代によって、形なさまざまに変化してきているようです。

環境が不倫の在り方を変える?

1980年代、男性三人が並び「私はコレで会社を辞めました」というブラックジョークで〆る、禁煙商品のコマーシャルがありました。
その当時、不倫をするのは妻帯者である夫と独身女性の不倫関係という形が最も多い形とされていたように思います。
その後、ドラマなどでは夫婦共にそれぞれ不倫をする、いわゆるW不倫という言葉が登場しました。
この頃は男女対等な形に変化してきたように思います。
そして現在。
『別れさせ屋』への調査依頼を分析するに、女性の不倫が増加傾向にあるようです。
街頭アンケートでも女性の不倫経験が男性のそれを上回る結果となったようです。
更に、都道府県の不倫率を調べたところ、ラブホテルの多い地域がその数に比例して高いという結果が出たそうです。

変化する依頼内容

不倫の形は他にも変化があるようです。
女性の不倫が増加傾向にあると前述いたしましたが、その付き合い方も以前とは変わってきているようです。
特に若い世代では、複数の男性をシチュエーションに応じて取り替えて付き合うという傾向も増えてきているようです。
ネットの普及により、不特定多数の相手との交流が可能になったことで、出会いの場が増え、手軽に浮気や不倫へと発展するケースも多いようです。

当然、『別れさせ屋』への依頼内容にも変化があるようです。
一昔前は「相手は分からないが、浮気をしているはずなので調べて欲しい」というものが主であったはずが、現在では「相手は分かっているので、別れさせて欲しい」というものが多くなっているようです。

焦らずゆっくり

パートナーと不倫相手を別れさせて欲しいということは、当然、復縁を願っていると言事ですが、離れてしまった心をもう一度パートナーに戻すということは中々難しい。だからこそのプロの力の見せ所でもあるわけです。
依頼者はじっくりと『別れさせ屋』のスタッフと相談し、進めて行くことが大切です。
元は愛し合ったことのある二人。その時の気持ちを取り戻すことも不可能ではないはずです。
それにはもう一度愛してもらえるようになるためのストーリー作りが大切だそうです。
当然時間もかかります。自分磨きの努力も大切です。
別れさせたいあまりに冷静さを失い焦った行動に出てしまっては、相手の気持ちを逆に遠ざけてしまう結果になることもありますので、十分注意が必要です。
プロの協力を得られることで、不可能だったことを可能へ転じることもできるかもしれませんので、慌てずにお互いの気持ちを見つめなおし、良い方向へ向かえるストーリーを作り上げていけたらいいですね。