別れさせ屋とは、読んで字のごとし、夫婦やカップルを別れさせる仕事のことです。世の中には色々な思惑が渦巻いていて、このような仕事に依頼をする人も数多く存在します。別れさせる方法としては、異性の工作員を近づけて浮気の証拠を作って別れさせるいわゆるハニートラップであったり、同性の工作員が友情を作り出し、相談する形で心理的にターゲットを誘導し破局へ導いていったりと様々な方法で目的を達成します。さて、このような計画を遂行するためにはどれだけの人間がかかわってくるのでしょうか。そしてその費用はどれくらいになるのでしょうか。カップルを別れさせるための費用とは探偵に尾行を頼んで場合にどれくらいの費用がかかるかご存知でしょうか。一言で尾行といっても色々な尾行の仕方があります。相手が車にものらないようなご高齢の方だった場合。出かけると言っても近所のスーパーに歩いていくだけ。それ以外に家にいるような生活習慣。
このような人を尾行するのに3人も4人も人数がいるわけがありません。24時間張り込みをするにしても交代のための人員がいるだけであり、実質可動人員は一人のみです。しかしこれが車には乗るし、新幹線にも乗るし、大勢人がいるような場所に出かけるようなターゲットだった場合とても一人で尾行できるものではありません。仮に一人だったとしても10万円弱は覚悟しなくてはならないのが尾行です。これが人数分になります。別れさせ屋も同じようなものであり、計画が込み入ったものになって人数がかさめばかさむほど金額も増していきますし、工作員は尾行と違ってターゲットに接触して関係を構築するこも必要となるので、その分の金額も加算されてしまします。また、成功したときだけ払えばいい、というものでもないのです。
計画を途中で断念したとしても別れさせ屋を雇うにはかなりな金額を覚悟しなければなりません。成功報酬とは別に手付金として100万円以上のお金を準備しなくてはならない場合もあるのです。数百万円のお金を簡単に準備できる人なんてそうそういるものではありません。そしてお金が尽きてしまえばたとえ計画の途中であったとしてもあきらめるしかないのです。別れさせ屋を雇うにはそれなりの覚悟を別れさせ屋を雇うとは、つまりそれまでかなり悩んでから決断した人がほとんどだと思います。そしてその覚悟は金銭的な出費の覚悟も同様におこなったはずです。その出費はもしかしたら実を結ばないかもしれません。しかしそれすらも覚悟して前に踏み出すことが状況を変えるための一歩となるのです。