分割払いで別れさせ屋の費用を支払うリスクと問題点について

別れさせ屋への費用の支払い方法について

人によって想像や想定の範囲は違っていることと思いますが、別れさせ屋に依頼する費用というのは高額です。大体、100万円単位の費用が必要となるほどです。もちろん、依頼内容や状況に起因する別れさせ工作の難易度や工作内容、回数によっては100万円以下で完了する場合もありますが、それはケースバイケースなので、100万円単位の費用が発生するものだ、と考えておく方がいいかと思います。であれば、それほどの額の費用がかかるものですから、それだけのお金を用意できない、と思う方々も多くいるはずで、そういった場合は分割払いで対応してくれないだろうか……などのように考えがちです。別れさせ屋によっては、自社ローンなどを用意して、工作費用を分割払いで対応してくれているところがあるようです。ですが、少し注意点を提起させてください。

一見、便利な分割払い……だけど

一般的に考えて、買い物やサービスの利用において、金利や手数料といった上乗せ分はあるものの、その支払いを分割することで毎月の金銭的な負担を軽減できる分割払いは便利ですし、その支払い方法が可能ならば助かるものでもあるでしょう。ですが、こと別れさせ屋での支払い方法としては、問題を生む可能性があります。その問題が、「バレるリスクを高めてしまう」ことです。別れさせ工作は平均で見ると、大体3ヶ月〜6ヶ月程度を要し、これまた状況などによっては長くなるケースもありますが、ほとんどはこれくらいの日数を使います。仮に別れさせ工作が3ヶ月で完了し、その結果が成功に終わったとしても、そこで60回の分割払いにしたとしたらどうなるでしょうか。毎月その費用を支払っていく中で、ボーナスが年2回あることを踏まえ、単純に年14回支払っていくと考えても、4年半ほどは支払い続けることになるわけです。それは、別れさせ工作が成功し、相手を別れさせた後もその分割払いの残り期間、別れさせ屋との関係を切れないことと等しいですよね。そうなれば、どこかのタイミング、何かのはずみにその相手に別れさせ屋に依頼していたことがバレてしまう危険があることは言うまでもないことです。当然、その相手以外であっても、依頼していたことを知られたくない人というのはいるはずですよね。確かに、支払う負担としては軽減できるかも知れませんが、別れさせ屋の費用の支払い方法として、分割払いにはこのような大きなリスクを伴っているものなのは、こうした業者に依頼を考えているのであれば知っておいて欲しいのです。

別れさせ屋に依頼して、正式な交際関係になりたい、という思いと現実

正式な交際のために

別れさせ屋への相談の中には、不倫としての関係ではなく、正式な交際関係となりたいがために、結婚している相手を別れさせたい、といった内容のものも多くあります。当人からすれば、出会うタイミングが遅かっただけで、もっと早くに出会えればちゃんとした交際関係を築けたのに……と考えるものですし、その一方で今現在の不倫関係への負い目と、でも別れたくない想いとの葛藤から悩み苦しみ、別れさせ屋に相談を持ちかける流れが多いようです。気持ちの面では恋愛感情かもしれませんが、社会的に見れば不倫とは許されざる関係です。法律的に言えば、婚姻関係にある人との交際は禁止事項であり、決して認められるものでもありません。だからこそ、想いと現実との葛藤を抱いて苦しんでしまうんですね。

別れさせ屋が実際に考えるポイント

そうした正式に交際するために、不倫関係にある方を別れさせる上で、どういったポイントを別れさせ屋が考えるか、です。その方の「年齢や婚姻年数」も参考になるポイントです。長い年数一緒にいれば、相手の性格など理解している部分が多くなっていますから、そう簡単に離婚という選択を取らないことも考えられますから。そしてかなり重要なポイントが、「子供の有無や年齢」です。その方の子供がまだ小さかった場合、常に子供と一緒にいる可能性が高く、そういう場合に例えば異性の工作員を近づける方法を取ったとしても警戒されてしまうはずです。ですから、適したやり方やシチュエーションを選択するのに、この観点が注意するべき点であるのです。もちろん「実際の夫婦仲」も考えなければいけません。もし、夫婦円満であるなら、別れる要素というものはなく、可能性としてゼロなものです。別れさせ屋の工作は、夫婦の間に何も問題がなければ成功はあり得ないものだからです。とは言え、「不倫の事実をパートナーが知っているか」にもよります。例えば、パートナーが不倫の事実を知らないということは、夫婦関係に何かしらの確執があることが考えられます。一方で、事実を知られている場合は、その対象となる方から離婚を訴えるのは難しいことでもありますし、知られていなくとも離婚をする理由がなければ、話は進まないものでもあります。

離婚するのもさせるのも大変

最後に挙げた点は矛盾しているようにも、ややこしい表現であるようにも見えるかもしれませんが、それが離婚というものであり、離婚することは、結婚することよりもよほど大変な作業なのです。このポイントをご覧になれば分かる通り、交際関係に持ち込みたい方からすれば、浮気をしているんだから離婚に運べるだろう、と思いがちですが、基本的にそこはイコールで結べないものでもあるわけです。

離婚についての別れさせ屋への依頼

別れさせ屋に寄せられる離婚には2ケース

別れさせ屋への依頼や相談において寄せられる離婚のケースには大きく分けて、2種類があります。1つが「離婚させたい」。これは例えば、不倫関係にある恋人がおり、自分と一緒になってほしいから離婚してほしい、「離婚をする」と言いつつも、口だけで全然その話が進んでいないように見えて、それにしびれを切らした恋人が依頼、などのようなケースが当たります。もう1つが、「離婚したい」というもの。これもまた例を挙げますと、自分に好きな人ができたから穏便に離婚をするため、またできれば相手から別れを切り出してほしいから、別れ話をしたけれど、その話を拒絶され、話が進むことがないのでこの状況を変えたいから……等など、こういった依頼案件が該当します。ただ、「離婚をしたい」という言葉や気持ちを見聞きすると、自分で何とかできそうだと思われがちですし、実際にそう思う方は多いのですが、離婚したいと思っていてもそう簡単にいかない事実もあるものなんです。これら2つのどちらの場合も、自分一人では相手の考えや気持ちといった状況をどうにも変えられない、どうしもようできないからこそ、プロである別れさせ屋へ頼むことを考える、という点が共通した思いだと言えます。

実際に別れさせ屋に依頼をすると

別れさせ屋は対象者の行動調査をはじめとした様々な調査を行います。そうした中で、依頼主が浮気をしているけれど、その対象者もまた浮気をしていた、などの状況が判明した……なんて場合もあります。そういった事実がわかるというのは、状況が変わるということと等しいです。そして状況が変わるということは、取れる方法もまた変えられるということでもあります。そうしてその新しい事実や情報を基に、最適なやり方を持って別れさせ屋はその工作を行っていくわけです。

ですが、注意点

離婚したい・離婚させたい、と長いこと苦しんできたり、焦りを抱いている方は多いと思います。ですが、だからこそ、その苦しみや焦りに付け込む悪徳な業者には注意しましょう。「絶対にうまくできます」などの甘い言葉を使うところや、すぐに面談をして契約を結ばせようとする業者が中にはいるからです。人と人とを別れさせることに絶対、という概念はありえませんし、失敗の可能性は常につきまとっているのが別れさせ屋の工作です。ですから、そうした別れさせ屋に依頼することのリスクや現実のことをしっかりと説明してくれるような業者を選ぶべきなのです。悪徳業者に引っかかってしまえば、時間も、お金も、苦しみも無駄になってしまいます。ですから、頼む業者はよくよく選ぶようになさってください。

結婚の有無でこんなにも違う、別れさせ屋の成功基準

別れさせ屋の「成功」とは?

相手に誰か他の相手がいて、その二人を別れさせたいと思い願っている。そして、そのための力として別れさせ屋の腕を借りたいと考えてもいる。ですが、別れさせ屋工作の成功というのは、そこまで単純なものではありません。例えば、別れさせ屋工作にとって、成功の基準というものは何なのでしょうか。それが結婚をしている依頼主や対象者であるならば、別れさせ屋の工作による成功というのは、離婚届を提出されるというもので、その段階に至れば成功した基準と成りえます。ですが、結婚をしていない方々の場合だとどうかというと、その成功基準は、途端にとてもあやふやなものになってしまうのです。どういうことかと言うと、一方が別れを切り出して、その意思や意志を伝えたとしても、もう一方がそれに応じない・動じないといった状況が続いてしまったとしたら、何をもって成功と捉えるかはかなり不明確になってしまっています。この例では、結婚をしているかしていないかで、明確な成功の着地点が違ってしまっているわけですね。つまり、別れさせ屋工作を依頼する人によって、各々の状況はまったく違う、ということが言えることになります。この観点の認識は意外と重要なことなんです。

各々でまるで違うということは

上の例では、結婚をしているかしていないか、でご説明しましたが、当然のことながら実際はそれだけではなく、結婚の有無以外に年齢や立場などを始めとする相手とどういう関係なのかも違うはずですし、どういう経緯で付き合うことになり、また別れさせたいと考えるようになったか、も同様にまるで違うはずです。もちろん、性格などの個人的な人格も加味すれば、そのバリエーションには無限の組み合わせがあると言っても過言ではありません。ということは、別れさせ屋が行う工作のやり方・別れさせ屋が取るべき行動もまた、各々に適したアプローチで違ってくることになります。であるからこそ、もし別れさせ屋に誰かを別れさせることを頼みたいのなら、まずは相談に乗ってくれる別れさせ屋に話をするようにしてください。そうして、自身がどういった状況にあり、どう思っているか、どう願っているかなどを相談してみましょう。その際は、もちろんその別れさせ屋がしっかりと話を聞いてくれて、心ある対応をしてくれるかをチェックしましょうね。付き合う過程や理由も各々で千差万別なように、別れるまでの過程や理由もまた同じなのです。そうした考え方は、別れさせ屋に頼む時には、特に持っておくべきものだと言えるのです。