《ドラマじゃ無いんだから》
「俺がわるかった、戻ってくれよ、頼むから」など、ドラマなどで耳にするセリフですが…こんな言葉で元に戻れるというのは、やはりドラマの中だけのことのようです。
『別れを回避したい』『とにかく、復縁したい』といった思いがあるのでしょうが、まさに、覆水盆に返らずと言われるように、実際はなかなかうまくはいかないようです。
ましてや浮気や不倫の問題となるとより難しくなります。
一度は感情のままに別居状態になり、挙げ句の果て離婚になってしまっても、元々は愛しあっていた二人ですから、冷却期間を置き時間がたてば、原因となった裏切り行為を反省することは大いにあります。
また、別れてしまってから改めて相手の素晴らしさに気付くこともあり、冷静に考えて復縁したいと思うこともあるかもしれません。
《形態が変わった》
日本では、昔の結婚といえば仲人を立てるのが当たり前でした。
そのため、様々な理由で起きてしまった夫婦の問題は、先ず仲人に相談する事で当事者の行動を決めることができました。
ところが時代と共に、結婚の形態が変わり、仲人の存在自体が少なくなってしまいました。
そこで誰に相談をすれば良いのか、何処に相談をすれば良いのか迷ってしまうのです。
そんな時はどうすればいいのでしょうか?
親類や身近な友人に相談してみる。ということになるでしょうか。ところが、彼らはやはり第三者なのです。
当事者が事の顛末を素直に話しても、復縁できるとは限りません。
結局は自分自身で行動を起こさなくてはならないのです。
《復縁は話し合いから》
復縁しようと考えているなら早い方が良いとも言えます。
ただし、一方的ではなく、お互いが相手の立場に立って、相手の気持ちを汲み取り、冷静に話ができる時間を見つけられるかです。
3カ月、半年、1年などその期間は人それぞれ違います。でも、長くも短くも夫婦生活をしてきた二人なら、お互いの表も裏も知っているはずです。
ですから適当な冷却期間が過ぎれば、安心してありのままの自分を出す事ができるはずです。冷静に話し合う事ができるはずなんです、
すでに離婚しているのですから、「嫌われたらどうしよう」なんて不安感を持つ事はないのです。
前向きに、改めて家庭の存在を話し合ってはいかがでしょうか。
子供がいればなおさらです。家庭には父と母がそろっているべきであり、お互いに敬意と感謝の気持ちを持つべきだと理解するのではないでしょうか。
そうなれば、『復縁』の道が見えて来るはずです。