別れさせ屋に依頼するときの費用は?

別れさせ屋を利用しようと思い立った方がまず気になるのは、その費用ではないでしょうか。
利用したことのない方がほとんどのため、料金体系がどのようになっているのかすら分からないといった状況でしょう。
本コラムでは、その費用について調べてみました。

●別れさせ屋の費用の相場は?
いくつかの別れさせ屋のサイトで料金表を見比べてみると、その費用は20万円〜700万円と、大きな開きがあることが分かりました。様々なプランも用意されているようですが、素人にとっては、自分の相談がどのプランに該当するのか判断がつきにくいと感じました。
また、別れさせることに成功した場合には、成功報酬も別途発生するようです。こちらも10万円〜70万円と幅があるようです。
なぜこのような費用体系となっているのでしょうか。

●時間のかかる別れさせ工作
別れさせるということは、基本的に相手の気持ちを変化させるという工作が用いられます。
人の気持ちを外的要因から変化させることというのは並大抵のことではありませんし、怪しまれないためにも徐々に環境を変化させていくことが必要なため、かなりの時間を要します。
また、スケジュール通りに進めようとしても、対象者の体調や気分、天候等にも左右されるため、なかなか思い通りに運ばないこともあるようです。
そのため、費用も確定的なものを出すことが難しいというわけですね。

●こんな業者には気をつけて
明確な費用が出せない理由は理解できましたが、一部にはそれを利用した悪徳業者もあるようです。
例えば、延長料金や、相談内容によって費用が異なることを明記せず、全ての工作が終わってから多額な費用を請求するといった業者です。
相談者は事前に目安としてどのくらいの期間がかかるのか、最大でどれくらいの金額を見込んでおけば良いのかなど、しっかり確認するようにして下さい。
そしてそのやり取りをメールや書面などの文書として残しておけば、後々のトラブルを予防することができます。

●まとめ
別れさせ屋を利用する際に必要な費用というのは変動的で、初めから確定的なものを出すのが難しいということが分かりました。
その分、相談者も慎重に業者を選ぶようにして下さい。

交際相手と別れたい時に別れさせ屋を利用するケース

交際しているカップルの場合、一般的にはいずれか一方が別れを告げることで成立しますが、そう簡単に別れられないこともあります。
別れさせ屋には、そういった方からの依頼も少なからずあるようです。
それではどういった相談が多く、また別れさせ屋はどのような工作を用いて別れさせるのでしょうか。

●交際相手と別れたい人の相談内容
交際している相手と別れられない人の悩みで代表的なものをいくつか調べてみました。
ひとつめは、DVやモラルハラスメントが怖くて別れられないというもの。
DVには物理的な暴力もありますが、最近ではデートDVという精神的、経済的暴力も含まれます。例えば、自分以外の異性との接触を厳しく制限する、連絡をすぐに返さないと怒る、といったものや、デート代を全て払わされる、といったものがあります。
精神的に窮地に追い込まれ、なかなか別れられない方もいるようです。
また、別れた後のストーカー行為をやめさせたいといった相談もあります。
別れを告げたにも関わらず、しつこく付きまとわれたり、家の場所を知られている分、押しかけられたり、時には命の危険につながることもあります。
さらに、リベンジポルノで脅されているというケースもあるようです。
いずれの悩みも、相談者の精神的苦痛は計り知れないものです。

●どのように別れさせるか
このようなケースの場合、別れさせ屋が使う工作というのは、「相手の気持を変えさせる」というものです。人の気持を変えるということは容易なことではないと推測できますが、別れさせ屋は様々なテクニックを用いてそれを遂行します。
例えば、別れてくれない相手の興味を別の対象者(異性の工作員)に移したり、仲良くなった男性工作員を使って、スマホや自宅のPCに保存されていた画像を削除していることを確認するなどして、相談者との繋がりを徐々になくしていくようです。

●まとめ
交際相手と別れたいと考えている方は、別れさせ屋を検討してみて下さい。
別れさせ屋は相談者に負担がかからないよう、配慮して任務を遂行しますので、安心して相談してみてくださいね。

離婚したい人が別れさせ屋を利用するケース

独身同士のカップルの場合、基本的にはいずれか一方が別れを告げることで成立しますが、婚姻関係のある夫婦が離婚したい場合には、いずれか一方が別れを切り出したとしても、もう一方がそれに応じないと離婚が成立しません。
慰謝料の問題や、子どものいる夫婦の場合、親権問題も絡んでくるため、話がこじれたり、長期化したりすることあり、別れさせ屋に依頼する方もいるようです。
具体的にどういったケースがあるのか調べてみました。

●離婚したい人の相談内容
男女ともに多いのが、他に結婚したい人ができたため、今の婚姻関係を終わらせたいというもののようです。また、単に相手のことが生理的にも受け付けなくなって、一緒にいることがつらいといった相談や、夫からDVを受けているといった相談もあるようです。
離婚したい人の思いは人それぞれですが、離婚することによって、新しい人生をスタートさせたいというのが、依頼者の本音のようです。
別れさせ屋はその気持ちを大事にし、依頼者の幸せを一番に願っています。

●どのように別れさせるか
離婚したい相手である対象者に異性の工作員を近づけ、いわゆるハニートラップを仕掛け、不倫の証拠として突きつけるという方法が一般的のようです。
一口に言うと簡単なようですが、事前の綿密な下調べを経て、相手の性格や行動パターンも分析した上でシナリオを描き、慎重に進める必要があるそうです。
また、対象者が怪しまないようにテクニックを要するようで、特に女性の場合はいきなり魅力的な男性が近づいてきたとしても警戒するようで、はじめは女性の工作員と友達関係を築き、その後、男性の工作員を投入するというケースもあるようです。
不貞関係を押さえたら、離婚の話に持ち込むというわけですね。

●まとめ
離婚したいと思っている相手と生活するのは精神的に疲れてしまいますよね。
また、一度は望んで結婚した相手ですから、ここに来るまではいろいろと悩んだ末、一大決心をして別れさせ屋への依頼を選んだことでしょう。
離婚することが新しい人生を切り拓くきっかけになるといいですね。

結婚している人に対して別れさせ屋が動くケース

様々な立場の方からの依頼を受けてる別れさせ屋。
本コラムでは、結婚している人を別れさせる依頼について、別れさせ屋がどのような判断基準で依頼を受け、どのような方法で別れさせるのかをご紹介したいと思います。

●不倫相手からの依頼内容
愛人からの別れさせ屋への依頼内容というのは、付き合っている男性が結婚しているが、離婚させて自分と結婚して欲しいという内容のものが多いようです。
つまり、不倫関係を終わらせて、正妻となりたいという願いが込められた依頼ですね。
長い間、愛人として生活してきた依頼者としては、切実な思いで依頼されているのでしょう。
しかし、こういった依頼については、別れさせ屋はある判断基準を元に、依頼を受ける/受けないを決定しているようです。

●別れさせ屋の判断基準
端的に、公序良俗に反しないかどうか、という点で別れさせ屋は判断します。
例えば、不倫相手の夫婦関係が破綻しており、当人も離婚する意思のある場合や、子どものいない家庭などであれば、依頼を受けてもらえる可能性は高くなります。
反対に、不倫相手の家庭がうまくいっている場合や、愛人が一方的に復讐をしたいという場合には、ほとんどの場合、断られてしまうようです。
公序良俗に反するということは、違法となる可能性があるため、きちんとした業者であれば対応したくないと思っています。

●どのような方法で別れさせるのか
それでは依頼を受けてもらえる場合、別れさせ屋はどのような工作を行うのでしょうか。
婚姻関係にある夫婦を別れさせる方法はあるようですが、ないなか容易ではないようです。
まずは、夫婦関係が破綻しているにも関わらず、婚姻関係を続けている理由は何か、徹底的に調べる必要があります。
例えば、経済的な問題であったり、親権問題であったり、慰謝料の問題であったり…それらを全て打ち砕くことができれば離婚に話が進みます。
しかし、かなり時間と根気が必要な作業のようです。

●まとめ
結婚している夫婦を離婚させることは可能ではありますが、複雑な問題が絡むということが分かりました。
しかし愛人の立場からすると、なかなか諦めがつかない思いもありますよね。
そんなときにも別れさせ屋に相談してみてはいかがでしょうか。相談のプロから客観的なアドバイスをもらえるでしょう。