HSPという言葉が知られはじめてから、
「もしかして自分もそうかも?」
「ずっと悩んでたのはHSPだからだったんだ」
とハッとする人が多く見られます。
HSPとは分かりやすく言えば「人一倍繊細な人」。
そんなHSPは、恋愛が苦手な人が多いようです。
■HSPの恋愛がつまずく理由
人一倍、他人の感情の機微に敏感なHSP。
中には「相手の感情の揺らぎを肌で感じ取れる」という人もいるほどです。
黙っていても機嫌の善し悪しや、相手の考えていることが分かってしまうために、自然と先回りして相手に尽くそうとします。
そのため、尽くしすぎて「物足りない」と言われてしまうことがあります。
相手が支配的な人間だと、モラハラや暴力のターゲットにされてしまうことも。
時、HSP自身が恋愛にのめり込み、依存してしまうケースも見受けられます。
HSPが恋愛が苦手と言われるのはこのためです。
■HSPと相性がよい人の特徴3つ
以下に、HSPと相性のよい人の特徴を3つ挙げてみました。
・常にメンタルが安定している
・お互いの時間を尊重してくれる
・気持ちを受け止め、認めてくれる
無論、相手も人間ですから機嫌が悪い時もあります。
HSPも、それは理解しています。
HSPが恐れているのは、「何故機嫌が悪いのか?」その理由が分からないからこそ、落ち着かなくなるのです。
そんな時に、「こういうことがあった」「少しそっとしておいて欲しい」と理由を教えてもらえれば、それだけでHSPは安心します。
無論、これはHSPでなくても同じでしょう。
そうしたコミュニケーションを取りあえる相手なら、HSPも安心して一緒に過ごせます。
■HSPの書籍を読んでみる
HSPへの関心が高まりつつある今、当事者が対人関係をスムーズにするための書籍が販売されています。
恋愛だけでなく、人間関係における付き合い方についてアドバイスしています。
他、性生活について言及している書籍もあり、大いに役立てられるでしょう。
HSPだからと言って、恋愛や人生を遠慮することはありません。
自分なりの対処法を知り、付き合う相手を見極めれば、いきいきと過ごせるはずです。
あなたが自身の個性を生かし、より素敵な恋が出来るように願っています。