不倫をした結果、ご家庭が壊れて離婚にまで進んでしまう方もいらっしゃいます。
その時はその選択でよかったと思っていても、時間が経てば気持ちが変わってしまったり、事情が変わってきて、また復縁をしたいと考え始めることもあるものです。
■復縁の可能性もあるのなら不倫で離婚をした時のイメージをしておく
不倫が不貞行為として認識されてしまい、その結果、相手から離婚を言い渡されたり、ご自分から別れを選択してしまうことは、そう珍しくはないでしょう。
平和だったご家庭を壊すこともあるのが不倫ですので、その点はよく認識をしておく方が、後になって後悔をすることも少ないはずです。
また不倫をした側は慰謝料を請求されることもありますし、親権を争う場合には不利になってしまうこともあります。
このように不倫をした側はペナルティーが課せられることが多いです。
迷っている方や離婚後にまた復縁の可能性もあるのならば、それでも不倫をするのかどうかを今一度ご自分の気持ちに問うてみるのはよいことでしょう。
■不倫が発覚して離婚をしたらもう一度復縁するのは難しいと認識すべき
不倫が原因で別れた結果、二度と元の生活には戻りたくないのならばそれでも良いでしょうが、悩んだ末に離婚を決めたはずなのに、時間が経てばまた復縁を望むようになる方もいらっしゃいます。
それだけ人の感情というものは、難しいものなのでしょう。
一度は好きになり、人生を共にしていたパートナーなのですから、結婚生活で楽しかった思い出もいくつもあるでしょうし、嫌だったことは時間が忘れさせてくれる場合もあります。
また不倫をした相手とも結局はうまくいくことなく、離婚後の方がさらに辛い立場になってしまうこともあるでしょう。
お子様がいらっしゃる場合なども、離婚後に子供に与える影響を心配したり、別れたけれども自分の子供には以前のように接したいと親心が断ち切れずに思うこともあります。
このような場合には、離婚をしてもまた復縁して、もう一度同じ相手と結婚生活をやり直したいと考えることがあるのでしょう。
けれども相手に裏切られたと感じている人の感情は、そんなに簡単に相手を許せるものではありませんし、不倫の末の離婚というものは相手の感情の修復を難しくさせてしまうような事案だと認識しておくべきです。
不倫で一度は別れてしまったご夫婦でも、さまざまな事情や気持ちの変化とともに、復縁を再び考えはじめてしまうことはあります。
だからこそ、本当に離婚に踏み切れるのかどうか、ご自身の気持ちを今一度確かめておくことは大切なことでしょう。