別れさせ屋で子供を交際相手から別れさせるのは有りか無しか

好きな人との交際を親に反対され、別れるように言われた。なんてことは、よくある話です。ドラマなどでも見たことがあるシーンではないでしょうか。子供の立場からすれば、自分たちの気持ちが大事であり、反対するなんてありえないと思うでしょう。親の立場からすれば、絶対に不幸になると分かっていて、交際を容認できないという気持ちも分かります。

もし親が、別れさせ屋を使って、強引に別れさせるように仕向けた場合、それは有りなのか、それとも無しなのでしょうか。

・なぜ反対しているのか理由を考える

親に交際を反対された場合、まずは冷静に相手の話を聞きましょう。そしてなぜ反対しているのか知ることが大切です。親は、子供よりも人生経験があります。その分当然多くの人を見てきております。だからこそ、自分では気づかない交際相手の悪い部分や闇を分かっているかもしれません。好きな人の悪い部分を第三者から指摘されても、なかなかすぐには受け入れられないと思います。でも少しだけ耳を傾けることも大切です。

反対している理由が、自分のためを思ってのことであれば、今一度交際を続けるかどうかはしっかりと考えた方がよいでしょう。親は思っている以上に、子供の性格を熟知しています。だから、その交際を続けることで子供が苦しむ可能性が高いと分かっているのかもしれません。

逆に、きちんとした理由もなく、なんとなく気に入らないといったものや、自分の決めた相手じゃないとダメだ、といった親のエゴであれば、さほど気にする必要はないでしょう。親といえども、子の交際を無下にすることはできないですし、そんな権利もありません。まずは親が反対している理由を知ることが大事です。

・強引に別れさせるのは無しだが・・・

ただ、いかなる理由があろうとも、本人の意思に反して強引に別れさせるのは、無しです。いくら親といえども、それは過干渉ですし、子の意思を尊重していないことになります。ただ、別れさせ屋によって、自分たちの意に反して別れさせられる人がいることも事実です。

別れることが、最終的にその人のためになったのかどうかは、当事者しかわかりません。よって、有りなのか無しなのかは、その人が判断するしかないのかもしれません。