不倫が本気の発展?

離婚が成立し、不倫相手と結婚されてしまう。
世間一般的にそれを略奪婚と言います。
『別れさせ屋』が介入しても解決が難しいケースというのは、ターゲットと不倫相手が本気モードに入ってしまった時だそうです。
当然、そこに至るには何かしらのシグナルはあったわけです。
では、それに至るまでにはどんな過程を経るのでしょうか。

最初は本気じゃない?

浮気が相手にバレ、詰め寄られた時に必死で隠そうとするのは、まだまだ本気ではない時だそうです。
バレるということは現在の幸せな環境を手放さなくてはいけないということです。
それらを全て失うことと浮気相手を天秤にかけて家族を選ぶのであれば、まだ冷静さが残っているようです。

本気を疑うとき

子どもとの約束を破るとき、子どもと過ごすイベントに参加しなくなる時、連絡が中々取れなくなったとき…ようするに、不倫相手と会うことを優先させていると思えることが頻繁になった時は、本気である可能性が高いと言われています。
夫婦にとって子どもとは守るべき存在であり、また、嫌われたくない存在。
それを蔑ろにするときは、不倫相手との恋に溺れて本気になってしまっていると言います。
実際に不倫をされた方にお話を聞くと、ほとんどの方が、「不倫をしているであろうことが前提の上で、パートナーが子どもとの約束よりも優先すべき用事ができたとき」に相手の本気を疑うそうです。

本気になったことでのこるもの

不倫が本気になった時に得るものと失うもの、本人にとって、その大きさは違ってくると思いますが、無傷でいる事だけはできません。
家族はもちろん、場合によっては友人や仕事、今まで築き上げてきた地位や夢を捨てる事にもなります。それでも残ったひとつを何よりも大事として、新しい人生を選びますか?
失ったものを取り戻すことは中々できません。覆水盆に返らずのことわざ通り、後から後悔しても遅いのです。
不倫をされる側であるパートナーや子どもの気持ちを傷つけてしまうことに少しでも感じるようであれば、是非本気になる前に引き返すことを考えてみてください。
とはいえ、恋は盲目。恋の病に薬は無いと言われています。
略奪婚と社会から指をさされても、その後幸せな夫婦生活を築くカップルもいます。
時間が掛かっても周りから認められる夫婦になった時に初めて本気の恋だったと言えるのでしょうね。
何にせよ、不倫は関係しているすべての人に大きな傷を残すことをお忘れなく。

不倫後に復縁することはできる?

『不倫は文化』なんて言う言葉が一昔前にありましたが、実際にその年代年代によって、形なさまざまに変化してきているようです。

環境が不倫の在り方を変える?

1980年代、男性三人が並び「私はコレで会社を辞めました」というブラックジョークで〆る、禁煙商品のコマーシャルがありました。
その当時、不倫をするのは妻帯者である夫と独身女性の不倫関係という形が最も多い形とされていたように思います。
その後、ドラマなどでは夫婦共にそれぞれ不倫をする、いわゆるW不倫という言葉が登場しました。
この頃は男女対等な形に変化してきたように思います。
そして現在。
『別れさせ屋』への調査依頼を分析するに、女性の不倫が増加傾向にあるようです。
街頭アンケートでも女性の不倫経験が男性のそれを上回る結果となったようです。
更に、都道府県の不倫率を調べたところ、ラブホテルの多い地域がその数に比例して高いという結果が出たそうです。

変化する依頼内容

不倫の形は他にも変化があるようです。
女性の不倫が増加傾向にあると前述いたしましたが、その付き合い方も以前とは変わってきているようです。
特に若い世代では、複数の男性をシチュエーションに応じて取り替えて付き合うという傾向も増えてきているようです。
ネットの普及により、不特定多数の相手との交流が可能になったことで、出会いの場が増え、手軽に浮気や不倫へと発展するケースも多いようです。

当然、『別れさせ屋』への依頼内容にも変化があるようです。
一昔前は「相手は分からないが、浮気をしているはずなので調べて欲しい」というものが主であったはずが、現在では「相手は分かっているので、別れさせて欲しい」というものが多くなっているようです。

焦らずゆっくり

パートナーと不倫相手を別れさせて欲しいということは、当然、復縁を願っていると言事ですが、離れてしまった心をもう一度パートナーに戻すということは中々難しい。だからこそのプロの力の見せ所でもあるわけです。
依頼者はじっくりと『別れさせ屋』のスタッフと相談し、進めて行くことが大切です。
元は愛し合ったことのある二人。その時の気持ちを取り戻すことも不可能ではないはずです。
それにはもう一度愛してもらえるようになるためのストーリー作りが大切だそうです。
当然時間もかかります。自分磨きの努力も大切です。
別れさせたいあまりに冷静さを失い焦った行動に出てしまっては、相手の気持ちを逆に遠ざけてしまう結果になることもありますので、十分注意が必要です。
プロの協力を得られることで、不可能だったことを可能へ転じることもできるかもしれませんので、慌てずにお互いの気持ちを見つめなおし、良い方向へ向かえるストーリーを作り上げていけたらいいですね。

『別れさせ屋を雇うと、費用はどれくらいかかる』

別れさせ屋に別れをお願いすると、どのくらいの費用が掛かるのでしょうか?
ここでは、別れさせ屋の料金について見ていきましょう。

■別れさせ屋の料金は高額!?

別れさせ屋の料金は、一般的に高額になります。
というのも、1回の案件で3~4か月かかる場合もある上に、人件費もかかってくるからなのです。
さらに別れさせ屋の料金は、ターゲットの環境次第でさらに高額になるケースもあります。
裕福な方がターゲットであれば、その方の趣味のスポーツクラブにサインアップするだけで20万以上かかってしまうこともありますし、接触できる場所が高額になるとそれだけ費用もかさみます。
また案件内容によっても金額が上下しますので、まずは無料の相談でいくつかの別れさせ屋から見積もりを取り、内訳や対応などいろいろな面で納得できる別れさせ屋に依頼するようにしましょう。

■別れさせ屋のケース別料金とは?

別れさせ屋の料金は、その相談内容によって上下します。また、事前情報が豊富なのか、不足気味なのかによって調査費用も変わってきますので、できるだけ情報は多い方がお安くできるでしょう。
例えばターゲットがどんな交友関係があり生活を送っているのかなど、ターゲットの情報を集めるだけの探偵業務であれば50万程度で済みますが、自分の彼・彼女が浮気をしていて、その相手と別れてもらいたい、パートナーと浮気相手が別れるようにしてもらいたい、別れた恋人と復縁したいといった工作になってくると、費用はグンと跳ね上がり、150万から300万円程度と変わってきます。
パートナーが不倫しているかを調査し、訴訟準備を進めるお手伝いをするのであれば、10万円程度から40万円程度で依頼できます。
このように、別れさせ屋は、その相談の難易度によって期間や料金を設定するため、いくつかの別れさせ屋を調べ、相談してみましょう。
難易度・生活レベルが高いターゲットの費用には300万から500万円かかったりもするので、どの別れさせ屋がどのくらいの料金を提示し、成功率が高いかどうかも細かく調べてから見極めることも大切ですよ。

『不倫が本気になっちゃった!別れさせ屋ができることとは』

「ちょっとの出来心で始めた不倫だったのが、本気になってしまった」
「自分のパートナーよりも、不倫相手の方がしっくりくるし、この人と自分の人生を歩んでいきたいと思う。」
不倫をしている方の中には、不倫相手に本気になってしまい、現在のパートナーと離婚をして不倫相手と結婚したいと考えている方もいるのではないでしょうか。
別れさせ屋が依頼される案件としては、パートナーと不倫相手を別れさせてほしいといった依頼が多いのですが、中には自分の現在のパートナーと別れて不倫相手と一緒になることを望む方もいます。
ここでは、不倫相手に本気になった場合にどういったアプローチで現在のパートナーと円満に別れるのか、別れさせ屋がどう関わっていくのかをご紹介しています。

■不倫相手と一緒になるためのステップ

実は、自分が離婚をする気持ちを固めていても、パートナーが離婚に応じてくれる可能性は平均で1割以下なのだそうです。
そのため、離婚までには時間がかかるかもしれません。その間に不倫相手の方から別れを切り出される可能性も無きにしも非ず。
そこで、不倫相手が自分と一緒になりたいという思いを持ち続けてくれるよう、努力をする必要があります。

■別れさせ屋に提供する情報は?

不倫相手と一緒になるために現在のパートナーに別れを承諾させるためには、パートナーの情報を別れさせ屋に提供し、別れ工作をしてもらう必要があります。
パートナーは毎日どのような生活を送っているのか、毎日のように行くお店、曜日が決まっているけれど立ち寄る場所などの情報を提供し、さらには性格、恋愛観、価値観を探っていきます。そして最後に、そのパートナーにあった工作を決定し、実行します。
パートナーは、何を不満に思い、何を求めているのか。
それを提供してくれる人があなた以外に現れれば、離婚に応じてくれる可能性も高まりますよね。
本気の不倫を成就させるためには、自分も本気で考えなくてはなりません。

『不倫しているパートナーと別れたい!どう依頼する』

世の中には、自分は不倫しているのにパートナーとは別れたくないという自分勝手な欲求を抱えている方も多くいらっしゃいます。
不倫を許せない方にとっては、そんなパートナーは願い下げですよね!ところが、なかなか別れることに承諾をしてくれない。そんな時には、別れさせ屋に依頼してみましょう。

■別れたい意思を強く持ってパートナーと関わる

「不倫をしているパートナーとの結婚生活に終止符を打ちたい。」
そう思うのは当然な気持ちですよね。ところが、相手が「別れるのは絶対に嫌だ」とかたくなになっているとしたら、まずはパートナーから別れたいと思ってくれる方法を考えてみましょう。
どうして別れに応じてくれないのでしょうか?
執着心だけなのか、慰謝料を払いたくないのか?または、世間体や会社の立場上離婚しにくいのでしょうか。
パートナーさんが別れに応じてくれない最大の理由は、家のことをやってくれる人がいなくなるから?別れることでパートナーさんが失うものを、考えてみてください。
その答えを明確にしたら、別れさせ屋に相談してみましょう。

■別れさせ屋はどう対策してくれるの?

不倫が発覚し、別れたいのに相手が応じてくれないとき、別れさせ屋はどうやって対応してくれるのでしょうか?
まずは、パートナーの住所、職場、性格、普段の素行、恋愛観、価値観などを調べていきます。普段の素行で工作員が接触しやすい状況があれば、そこから接触することも。
接触場所は、仕事の帰りやスポーツクラブ、よく行くカフェなど。
そして性格から、どうやってトラップを仕掛ければ、効果的なのかを考えていきます。
そこからパートナーさんにアプローチをしていきます。
協議離婚に持ち込めれば一番良いので、その流れに持ち込めるよう別れさせ屋は最大限の努力をしてくれるかと思います。
不倫をしているのに別れを承諾してくれないパートナーは、自己中心的な考え方が当たり前になっている難しいケースですので、一人で悩まず相談しましょう!

『不倫をしてるパートナーと復縁ってできる?別れさせ屋の効果的な利用法』

自分のパートナーが不倫をしていると気が付いたとき、「もう離婚だ!」と思ってしまう方と、「何とかパートナーを不倫相手から取り戻して、復縁したい」と考える方がいるかと思います。
今回は、「不倫は許せないけれど、パートナーを取り戻したい」とお考えの方に、復縁をするための効果的な別れさせ屋の利用法についてご紹介しています。

■復縁したければNG!不倫中のパートナーにとってはいけない行動
「不倫をされても自分のところに戻ってきてほしい」
そう考えている方は、不倫を知ったら気をつけなくてはいけない言動があります。別れさせ屋に依頼して復縁をお考えであれば、不倫を知ってもこれだけはやるのを避けましょう!

・パートナーを罵ること
・喚き散らす、怒鳴る、泣きわめくこと
・ヒステリックになること
・イライラをパートナーにぶつけること
・家族や友人に不倫を相談すること

これらは取り戻したい相手を遠ざける原因となってしまいます。
復縁を望むのであれば、冷静さを失わずにいることが第一条件となります。

■パートナーを取り戻すために必要なこと

不倫が発覚したら、その瞬間から常に自分はその相手と比較されていると思いましょう。
不倫相手は優しくあなたのパートナーに話しかけているのに、あなたが不倫をしているパートナーを責めれば責めるほど、パートナーは不倫相手の方にさらに魅かれてしまうでしょう。
女性であれば自分磨きに精を出し、自分の時間を大切にしてみましょう。パートナー以外の男性からも「素敵な人だな」と思われるくらい頑張り、女性としての自信を取り戻しましょう。
また、パートナーが安心して自分の仕事や不安、将来の希望などを相談できる相手として信頼を勝ち取りましょう。
別れさせ屋には、その際の助っ人として介入してもらうのです。例えば、不倫相手の方に近づいて魅了してもらう作戦もありますし、逆に依頼主さんに言い寄ってもらっているふりをするのも効果的です。あなた次第で、不倫しているパートナーと復縁することは可能なのです!

「別れさせ屋の成功率よりも大切なこと」

別れさせ屋に依頼をするのなら、成功率が高い業者に頼みたいと思うのは当然です。別れさせ屋のホームページには、高い成功率を誇っている業者もあるので、その成功率に惹かれてしまうかもしれません。「成功率100%」と言われると疑ってしまいますが、「80%」と言われると期待感が高まるものです。その人の心理につけ込むのが、悪徳業者なのです。

●成功率を上げるためには…

別れさせ屋は、案件によって全く内容が違うので、ホームページなどで掲げている成功率はあまり意味がないと考えた方が良いでしょう。似たようなケースに思えても、関わる人物は全く別人なので、「このケースはこの工作が最適」ということはあり得ないのです。成功率や成功例ばかり気にするよりも、自分の要望を叶えるためにはどうしたら良いのか考えるようにしましょう。例えば、次のことを確認してください。

・対象者に関する情報で、確実なものと不確かなものを分けましょう。

・調査や工作によって得られる可能性の高い情報と、それにより伴う危険性を確認しましょう。

・自分はこれからどうしたいのか、相談の段階で、別れさせ屋のスタッフに目的や希望を十分に伝えましょう。

別れさせ屋に任せっぱなしにするのではなく、依頼者も、このようなことをしっかりと行うことで、成功率は着実に上がってくるのです

●成功した人の共通点

別れさせ屋に工作を依頼した人の中には、別れさせが成功した人もいれば、うまくいかなかった人もいます。また、成功したにもかかわらず、別れさせた相手が復縁してしまうケースも多くあるようです。では、成功して幸せをつかんだ人には、どのような共通点があるのでしょうか?

それは、「予算を十分に用意した」「対象者の情報が多かった」「運が良かった」ということではなく、依頼者自身がどれだけ協力したかが重要なのです。例えば、別れさせ屋にこれまでの経緯を正直に話したり、どうやって情報を入手したのか説明したりしましょう。別れさせ屋に対して、隠し事や嘘を付いていると、成功する確率が下がってしまいます。また、少しの変化や新しい情報があったら、その都度知らせるなど、こまめに連絡を取り合いましょう。別れさせ屋から質問や報告を受けても返事が遅れると、その時の有効な方法が検討できず、絶好のタイミングを逃してしまうこともあるのです。そのため、別れさせを成功させるには、依頼者もできる限り協力することが大切なのです。

「別れさせ屋で成功した人の特徴」

残念ながら、別れさせ屋に依頼すれば、100%成功するわけではありません。中には、別れさせ工作を行っても、うまくいかずに失敗に終わる人もいます。それでは、成功した人と失敗した人には、どこか違いがあるのでしょうか?ここでは、別れさせに成功した人の特徴を紹介するので、これから別れさせ工作を検討している方は、よく確認しておいてください。

●依頼者の努力&協力が大切

別れさせ工作を成功させるには、依頼者も協力することが大切です。別れさせ屋の調査員や工作員はプロなので、対象者に自然な流れで近づくことができますが、別れさせ屋のアドバイスを聞いて、依頼者が対象者や友人とやりとりすることで、成功率のアップにつながることもあります。

また、対象者に関する情報はどんなことでも別れさせ屋に伝えておきましょう。別れさせ屋も調査を行い、対象者にはどんな性格や特徴の工作員を近づけるのがベストなのか緻密な準備を行いますが、依頼者から重要な情報が得られれば、スムーズに工作を進めることができるのです。また、対象者のパートナーについて知っていることがあれば、伝えておくと良いです。それによって、パートナーに気づかれないように工作を行う方法を検討しやすくなります。

●別れさせやすい対象者の特徴

対象者のカップルがマンネリ化している場合、パートナーは相手に飽きていることもあるので、そこへ工作員との素敵な出会いを演出すれば、新鮮な気持ちになり想いを寄せやすくなります。また逆に、お互いのことをまだよく知らないような、付き合って間もないカップルも別れさせやすいと言います。お互いのことを知らないからこそ、自分よりも仲の良い異性の存在を知ったら、パートナーはショックや怒りの感情が生まれるでしょう。そして、不信感を抱き、別れを考えるようになるのです。

別れさせやすい性格もいくつかあるようです。例えば、コミュニケーション能力が高く、好奇心旺盛な人は、工作員に興味を持ちやすく、信頼関係や恋愛関係にまで発展させることができるそうです。さらに、貞操観念の低い人なら、異性の魅力を感じさせれば、工作員に心変わりさせることも簡単だと言います。

対象者の性格やカップルの特徴は、依頼者ではどうすることもできませんが、性格や特徴で知っていることを伝えるだけで、別れさせを成功させる重要な要素となります。そのため、知っている情報はどんなことでも別れさせ屋に伝えましょう。

「ばれた時のことも考えて別れさせ屋を依頼する」

別れさせ屋に依頼を検討している時に、最も心配なのが、「対象者にばれたらどうしよう…」ということだと思います。もし、対象者に別れさせ工作がばれてしまったら、確実にその依頼は失敗に終わるでしょう。それに、依頼した人物が特定されれば、対象者との信頼関係は崩壊し、修復できない状態にまで陥ってしまうこともあるようです。そのようなことにならないために、依頼者としては、絶対にばれずに成功してほしいところです。しかし、プロの別れさせ屋でも、残念ながら、ばれてしまうことがあるのです。

●対象者の警戒心が強い

別れさせ屋では、まず、対象者の素行調査を行います。対象者を尾行して、生活パターン、仕事、交友関係、趣味、性格などを徹底的に調べます。プロの調査員が尾行するので、対象者に気付かれることはほとんどないようです。

ところが、対象者の勘が鋭かったり、警戒心がかなり強かったりする性格の場合は注意が必要です。例えば、工作員が偶然を装って出会いを演出しても、その偶然が2回になると、「ちょっとおかしい」と違和感を覚え、警戒心を抱くようになるのです。そして、常に警戒した状態になり、普段の生活も慎重になって、不要な外出を避けるようになることもあります。

調査員は、対象者に警戒されたり気付かれたりしないように、人気の多いところで調査を行いますが、対象者が警戒して自宅から出て来なくなると、素行を詳しく調べることができなってしまうのです。

●工作員との接触でばれる

最も工作がばれる場面は、対象者に工作員が近づいた時でしょう。別れさせ屋の工作では、対象者に異性の工作員が接触して浮気の状況を作ることもあるようです。そして、浮気の証拠となる写真や動画を撮影して、その証拠を使って別れさせるのです。その工作を成功させるには、工作員と対象者が親密な関係を築き上げられるかどうかが重要です。しかし、対象者が少しでも違和感を覚えたら、恋愛どころか不信感を抱かせてしまいます。そうなってしまったら、もう工作はうまくいかないでしょう。

別れさせ屋の工作は、短期間で、対象者に心を許すほどの信頼関係を築き上げなければいけません。それでも、プロの別れさせ屋は、緻密な計画を練って工作を進めてくれるでしょう。ただ、どんなに優れたプロでも、対象者の性格や特徴によっては、工作が失敗してしまうこともあるのです。依頼する側は、そのことを踏まえて依頼することが必要なのです。

「別れさせ工作はどんなことをするの?」

別れさせ屋が行う工作と言うと、対象者に異性を接触させる“ハニートラップ”をイメージする方も多いかもしれません。しかし、全ての別れさせ工作で、異性の工作員を近づけるわけではないそうです。

●案件によって最適な工作員を選ぶ

「私と不倫していることを相手の奥さんは知っているし、不倫相手の夫婦仲も良くないのに、全然離婚してくれない」という、別れさせ屋への相談でよくあるケースを例に挙げます。なぜ奥さんが離婚したくないのかというと、奥さんにとっては、離婚によって「愛人が得をすることが許せない」と考えているからでしょう。そのため、夫に愛情がなくても、悔しいという想いから意地になって離婚を拒否しているのです。

このような強い想いをもった対象者には、異性の工作員と恋愛関係に発展させる工作をするよりも、同性で年上の工作員で、「対象者と似たような経験をしたことがある」という設定で接触させ、信頼関係を構築する工作を行った方が効果があるようです。そして、「意地を張って辛い想いをしても、無駄な時間になるだけだよ」「私はとても後悔している」と自分の経験と照らし合わせるようにして、対象者の意地を取り払うように誘導していくのです。

つまり、依頼者の相談内容から、別れさせ工作を行う対象者の状況や性格などを判断して、最適な年齢や性別の工作員を選び、人物設定を入念に行って、対象者に接触させることが大切なのです。優良な別れさせ屋では、「対象者と肉体関係をもたせて別れさせる」というような安易な工作を行いません。それぞれの案件に合わせて、その内容に最も効果的な手段や方法を検討しているのです。

●対象者の情報がない場合

「夫が浮気していることは確かだけど、その相手が誰なのかわからない」というように、別れさせたい相手がいても、その人の情報がほとんどない場合もあるでしょう。別れさせ屋の調査員はプロなので、対象者を突き止めて、詳しい情報を調べ上げることができると言います。調査は長時間かかりますが、卓越した調査力によってしっかりと基礎を作り、その後の別れさせ工作をスムーズに進められるようにしているのです。