「別れさせ屋でかかる費用の内訳は?」

別れさせ屋では、主に、着手金と成功報酬の二つの構成で費用が発生するようになっています。着手金という名目ですが、一般的な契約金と考えてもよいでしょう。契約する段階で支払うことがほとんどです。そして成功報酬とは、その名の通り、依頼が成功した場合にのみ発生する費用です。これは、依頼が成功しなければ支払う必要はありません。
では、別れさせ屋はこうした費用をどういったことに使っているのでしょうか。その内訳をみていきましょう。

<人件費がほとんど>

別れさせ屋で必用な費用のほとんどが、人件費であるといっても過言ではありません。まず相談を受ける人員、そしてターゲットを調査するための人員、更に工作を仕掛けるための人員など、役割ごとに人を用意する必要があります。昨今の別れさせ屋は、相談するだけなら無料としているところもあります。でも、実際はそこでも当然人件費は発生しています。実際に契約してくれた人の着手金などによって、無料相談が成り立っているといっても過言ではありません。
調査するためには、ターゲットを尾行することもあります。時には一日中つけることもあるかもしれません。決められた労働時間がない分、人件費は想定以上に発生します。工作員も、自社で用意するのではなく、外部から雇うことがほとんどです。リスクの高い仕事をしてもらうため、それなりのギャラを払わなければなりません。
どうしても人員を必要とする仕事なので、発生する費用のほとんどが人件費になってしまうのは、致し方ありません。

<業務を行うためのインフラを整える費用>

他に必要な費用としては、業務を行うためのインフラを整えるものがあります。例えば、電話やメールなどの通信費です。電話はフリーダイヤルを用意しているところも多く、中には24時間稼働している企業もあります。近年は、メールだけではなく、LINEやSkypeなども活用し、インターネット回線も欠かせません。
また事務所を構えるためには、テナント料も必要ですし、机やいす、パソコンなども用意しなければなりません。そうしたインフラを整えるための初期費用も、別れさせ屋をするための必要な要素となっています。